改めて言うまでもないですが、 リリー・フランキーの自伝小説の映画化。
最初は1960年代の風景にふーん、と思ったり、笑うまで至らない面白台詞にへー、とか思ってました。 ストーリーは大体読めるし、特別なエンターテイメント要素があるわけでもない。想像通りのベタな母との愛情ドラマ、といった感じでした。 ただそれなのにどうしてか、じわじわ物語に引き寄せられ、涙が止まりませんでした。 僕が大泣きしちゃったのは主に3ヵ所。(あとはずーっとじんわり涙。) まず、「ボク」が心を入れ替えて仕事をする決意をしたシーン。 これはちょっと自分自身の経験とも重ね合わせてしまった部分もあると思うんですけど、感動してしまいました。普通は泣かないと思いますけど。 次に、「オカン」の病状が悪くなって倒れてしまうシーン。 最後はやはり、「オカン」の最期のシーンです。 今回は樹木希林が大きかった気がしますね。 優しく、笑顔を絶やさない誰もが理想に思う母親像を体現していたように思います。 オダギリジョーも肩に力が入ってない演技で、違和感なく感情移入できました。 母と子の愛情というベタなテーマですが、だからこそありのまま、ストレートに心に伝わるこの映画を観てよかったな、と思いました。 しっかり、やられてしまいましたね。 ![]()
吉原遊郭を舞台に、伝説の花魁(おいらん)となる女性の生き様を描いた物語。
まず、この映画の肝だと思うんですが、映像がとてもキレイ。 フォトグラファーの蜷川実花が監督ということで、全てのカットが絵になってます。 僕的にはそれぐらいしか期待してなかったんですけど、ストーリーもすごく良かったです。 安野モヨコ原作という事で、江戸時代版「働きマン」を思わせました。 まぁ、「さくらん」の主人公は遊郭で働く事は望んでないんですけど…。 でも負けん気で花魁(おいらん)、要はベスト1に上り詰めるんですね。 他の全てを捨てて。その決意のシーンで少し泣いちゃいました。 僕は一途に何かに取り組む人の姿が好きなんだと思います。 あと一つ泣いたのは、ラストシーン。 どれを選ぶのも過酷な道、そんな境遇の主人公が一つ、大事なものを選んだシーンです。 ![]()
![]() 渋谷シネマライズにて「NARA:奈良美智との旅の記録」鑑賞。 かつては独りで孤独に絵を描くことを好んでいた芸術家・奈良美智が、大勢の人間、ボランティアを巻き込んで大きなプロジェクトを成功させる過程を描いた感動のノンフィクションドキュメント。 …として見せようとしているように思えるのですが、他人を巻き込んだ協同制作、大きくなり過ぎたプロジェクト、それによって得たもの、失ったもの…。そのような奈良自身の葛藤が全編通してにじみ出ており、手放しで感動するにもいかず、いささかテーマがはっきりしてない映画だった。まぁ、ありのままを伝えるドキュメンタリーと考えればいいのかも。 それにしても大筋が芸術活動における表面的な部分、輝いている部分だけが強調されて、それが逆に嘘臭く、奈良プロジェクトのスタッフは妙に胡散臭く(失礼)、感じてしまった。 逆にそれが奈良自信のピュアな部分を引き立てているようにも見えたのだが…。
(過去記事より抜粋)
「MOVIXさいたま」で「父親たちの星条旗」のレイトショーチケットを購入。これで俺の一日は約束されました。 始まってから気付いたのですが、俺は戦争映画が苦手でした。あの、どこから弾が飛んでくるかわからない恐怖感、目の前の人間が次の瞬間には死体になってしまうショックに耐えられないのです。とはいってもここで逃げ出しては男としてアレなので、ハンカチ片手に泣きながら観てました。戦争はいけないよ。「戦争を語るやつに限って、戦場を知らない」「俺が戦場で見たこと、したことに、誇れることなんて何一つない」という言葉が心に残りました。辛かったですけど、とても良い映画だったと思います。勇気を持って硫黄島2部作第二弾も是非観たいと思います。 ![]()
(過去記事より抜粋)
「MOVIXさいたま」で「X-MEN Final Decision」を観ました。本当は「太陽」を観たかったんですが、やってなかったので…。「X-MEN」は、まぁミュータントが主役なだけにやりたい放題って感じで、制作する方としても作り甲斐あったんじゃないでしょうか。観ててすごく気持ちよかった(笑)。何も考えたくない時はこれだね。
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